本当にせまい?!エブリイワゴン運転席

エブリイワゴンは、よく運転席がせまいという声を聞きます。本当にせまいのか検証したいと思います。

シート自体を、前後にスライドできる量は、シートを一番前にした状態から、約13cmスライドできました。

身長150cmの妻は、シートを一番前にスライドさせないと、ペダルに足が届きません。

身長170cmの管理人は、一番後ろまでスライドさせても、足が伸びきらないので、長時間運転していると窮屈に感じます。

フロアマットから、シート座面までの高さは、約37.5cmです。

エブリイワゴンはシート高が高いため、椅子に座るような運転スタイルになり、ペダルの位置関係により、足を伸ばしきることができないようです。

管理人は、シートをリクライニングさせて、寝そべるような運転姿勢なので、エブリイワゴンのシートとは、相性が悪いですね。

運転席シートの座面は、横幅が約49cm、奥行きが約48cmです。カタログ値では横幅50cmになっていますね。

少し奥行きが短く、ホールド感がないように思いますが、特別、せまいと感じる座面ではありません。

ペダルの取り付け位置の幅は、約40cmです。左の内張りから、パーキングブレーキまでの距離は7.8cm。パーキングブレーキから、ブレーキペダルまでは、約4cm。ブレーキペダルからアクセルペダルまでは、約4.7cm。アクセルペダルから、右の内張りまでは、約4.7cmです。

点線の位置が、ハンドル中央なので、全体的に左寄りですね。前輪の右タイヤのでっぱりが、やはり運転席の狭さの要因です。普通にアクセルペダルを操作していても、内張りに靴が当たります。

ドアの内張りの出っ張りが、少し高い位置にあり、圧迫感があります。

運転席の真下に、エンジンがあるので、シート下が出っ張り、隙間がないため、せまいですね。

シートを一番後ろまでスライドさせると、ふくろはぎが、出っ張りに当たってしまいます。

結論からいうと、エブリイワゴンの運転席はせまいです。エブリイワゴンに限らず、アトレーワゴンにも言えることですが、運転席シートの真下にエンジンがあること、前輪タイヤの出っ張りが一番の要因だと思います。

加えて、エブリイワゴンはシート高が高いため、姿勢を正さないと、余計にせまく感じます。

前席を犠牲にして、荷室を広くした感じですね。身長180cm近い方は、一度、試乗をしてから購入を検討した方がいいと思います。

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